2021年の東京五輪を最後に、惜しまれつつも現役を引退した萩野公介さん。
翌年には日本体育大学大学院に進学するなどセカンドキャリアに邁進中。
確かな実績と明晰な思考で新たな道を開きつづけている萩野さんに、
メンタル面をととのえる“うるおい”の秘訣を伺います。
吹奏楽コンクールの会場 / 撮影:萩野さん
※画像はイメージです
萩野公介はぎのこうすけ
1994年、栃木県小山市生まれ。趣味でマタニティスイミングを行なっていた母の影響で生後6ヶ月からプールに親しむ。作新学院高等学校に進学した2010年の日本選手権水泳競技大会の男子400m個人メドレーで2位に。2012年のロンドン五輪では、わずか18歳にして400m個人メドレーで銅メダルを獲得。その後も2016年のリオデジャネイロ五輪の400m個人メドレーで日本人初となる金メダルを獲得。続く800mフリーリレー、200m個人メドレーでは銀メダルも手にした。その功績から同年11月には紫綬褒章を受章。東京五輪終了後の2021年 10月 24日に現役引退を表明。現在はテレビでの競泳解説を行うほか、ラジオ、講演会などでスポーツの魅力を伝えるスポーツジェネラリストとして活動をしながら、日本体育大学大学院でスポーツ人類学を専攻。